ソフトウェア開発データ白書
転職して間もないころIPAがソフトとウェア開発データ白書の使い方みたいな催し物やっててお話を聞きに行ったことがあります。 その当時は多分PDF公開されていなくて会場で本を頂いたのですが、今ではPDFで公開されています。たすかります。
Overview
- 斜め読みして白書の全容をマッピングしておきます(何がどこに書いてあるかくらい把握しておきます)
- 社内でも引き合いに出されるのですが、危険な数字でもあるので、数値の独り歩きだけは気をつけておきたいのでそこだけは抑えておきます。
Input
Proccess
- p.31~の「3.4.2 本書の収集データの理解」は大切です。6章、7章は利用されること多そうですので特に。
- 4章からのプロファイルを流し見して中で扱われれるデータの特性、全般的な特徴を掴んでないと鵜呑みにしがちです。
- それでも6章、7章はメトリクスとしてはとても有用だと思います。
- ひとまず何にせよ中央値をベースに常に算出できるようにしておくと便利です。
- そもそも情報量多すぎて見るのすら大変です。
工数
- プロジェクト総数やデータの分布をみても、規模は400FP未満が多数のケースが多い
- 図表 7-1-14 ● 工程別の実績工数の比率の基本統計量(新規開発、400FP 未満)
- 図表 7-1-15 ● 要件定義工程も含めた工程別の実績工数の比率の基本統計量(新規開発)
- 図表 7-1-19 ● 工程別の実績工数の比率の基本統計量(改良開発、200FP 未満)
- 図表 7-1-20 ● 要件定義工程も含めた工程別の実績工数の比率の基本統計量(改良開発)
工期
- プロジェクト総数やデータの分布をみても、規模は400FP未満が多数のケースが多い
- 図表 7-1-4 ● 工程別の実績月数の比率の基本統計量(新規開発、400FP 未満)
- 図表 7-1-5 ● 要件定義工程も含めた工程別の実績月数の比率の基本統計量(新規開発)
- 図表 7-1-9 ● 工程別の実績月数の比率の基本統計量(改良開発、200FP 未満)
- 図表 7-1-10 ● 要件定義工程も含めた工程別の実績月数の比率の基本統計量(改良開発)
設計書ページ数
- 図表 7-2-2 ● FP 規模あたりの設計書ページ数の基本統計量(新規開発、IFPUG グループ)
- 図表 7-2-4 ● FP 規模あたりの設計書ページ数の基本統計量(改良開発、IFPUG グループ)
- 図表 7-2-6 ● SLOC 規模あたりの設計書ページ数の基本統計量(新規開発、主開発言語グループ)
- 図表 7-2-8 ● SLOC 規模あたりの設計書ページ数の基本統計量(改良開発、主開発言語グループ)
導出指標付録 A.4
工程別成果物量
- 図表 7-8-3 ● 開発規模あたりの成果物量及び成果物量あたりの工数の中央値の一覧 (新規開発、IFPUG グループ) : FP
- 図表 7-8-17 ● 開発規模あたりの成果物量及び成果物量あたりの工数の中央値の一覧 (新規開発、主開発言語グループ) : SLOC
FPの生産性
- 図表 8-2-8 ● FP 規模別 FP 生産性の基本統計量(新規開発、IFPUG グループ): 400FP未満
- 図表 8-2-11 ● FP 規模別 FP 生産性の基本統計量(改良開発、IFPUG グループ: 200FP未満
SLOCの生産性
- 図表 8-3-7 ● SLOC 規模別 SLOC 生産性の基本統計量(新規開発、主開発言語グループ): 40KSLOC 未満
- 図表 8-3-16 ● SLOC 規模別 SLOC 生産性の基本統計量(改良開発、主開発言語グループ): 20KSLOC 未満
レビュ件数、工数、テストケース、バグ検出件数
レビュ指摘件数
- 図表 7-3-1 ● FP 規模あたりの基本設計レビュー指摘件数の基本統計量
- 図表 7-3-2 ● SLOC 規模あたりの基本設計レビュー指摘件数の基本統計量
- 図表 7-3-5 ● ページあたりの基本設計レビュー指摘件数の基本統計量
レビュあたりの工数
- 図表 7-4-1 ● ページあたりの基本設計レビュー実績工数の基本統計量(新規開発)
- 図表 7-4-2 ● ページあたりの基本設計レビュー実績工数の基本統計量(改良開発)
- 図表 7-4-3 ● ページあたりの詳細設計レビュー実績工数の基本統計量(新規開発)
- 図表 7-4-4 ● ページあたりの詳細設計レビュー実績工数の基本統計量(改良開発)
テストケース数、バグ検出件数(FP)
- 図表 7-5-8 ● テスト工程別 FP 規模あたりのテストケース数、検出バグ数の基本統計量 (新規開発、IFPUG グループ)
- 図表 7-5-11 ● テスト工程別 FP 規模あたりのテストケース数、検出バグ数の基本統計量 (改良開発、IFPUG グループ)
テスト実績工数
- 図表 7-5-12 ● FP 規模あたりのテスト実績工数の基本統計量(新規開発)
- 図表 7-5-13 ● FP 規模あたりのテスト実績工数の基本統計量(改良開発)
テストケース数、バグ検出件数(SLOC)
- 図表 7-5-23 ● 主開発言語別 SLOC 規模あたりの結合テストケース数の基本統計量(新規開発):Java
- 図表 7-5-24 ● 主開発言語別 SLOC 規模あたりの総合テストケース数の基本統計量(新規開発):Java
- 図表 7-5-25 ● 主開発言語別 SLOC 規模あたりの結合テスト検出バグ現象数の基本統計量(新規開発):Java
- 図表 7-5-26 ● 主開発言語別 SLOC 規模あたりの総合テスト検出バグ現象数の基本統計量(新規開発):Java
見てて面白いなと思った
- 図表 8-4-2 ● 生産性変動要因の分析結果一覧(新規開発、IFPUG グループ)
Output
- ざっと二時間位よんだけど、もう二周くらいは眺めておきたいところです。
- そのうちまとめてなにかちょろっと作りたいですね。